12月24日、渋谷の中心で脳貧血を起こす

そういえばクリスマス・イブイブだったと気づいた23日

12月23日、所属する草野球チームの試合でウキウキ、天皇誕生日天皇陛下おめでとー♪みたいな雰囲気で過ごしていた。

練習試合のあった光が丘公園で気づいたのは、やたらと仮装して走るランナーやバーベキューを楽しむ人々。

「あ、クリスマスか」とこの時になって初めてクリスマスを意識した。

なかなかいい試合結果を残し、帰りのバイクの上で、「そういえば彼女になんか買ってやらんと」と思い帰宅すると既に包装された箱が用意されていて、「しまったー」と思ったのである。そこで急遽渋谷デートが決定し、24日、渋谷に突入を決意した。

24日、渋谷はやっぱりすごかった

ある程度混んでいるだろうという予測のもと、渋谷に行くとやっぱり人だかり。彼女との約束の場所に集合しようとするも人混みに流されて3イライラくらいする。ウキウキしてんじゃねぇよジャップが!!と心の中で思いつつ集合。

彼女と合流をしてもやっぱり人混みに圧倒される。5イライラ。

フィーバーしやがって。

俺は家族とゆっくりすごしたいんや!!

と思いながら買い物。プレゼントを買って胸をなでおろす。

裏シブと噂される宇田川町付近もヒャッハーズが集まっておられる。ここは渋谷の中でも落ち着いてタバコを吸えるところなのにぃいい。

10イライラ。

しばらくてくてく散歩する。だんだん血糖値が下がるのを感じる。

イライラもあいまって、前日の体力消費も相まって、筋肉の修復もあいまって、鉄分が足りない。

だんだん千鳥足化しだす。

裏シブを抜けてもとの大通りに戻ると一気に疲れが出て、

クラっ

と来た。

脳貧血を発症した(中学生の頃からたまになる)

聖夜にセックスすらしていないのに貧血を起こす

ちなみによくあるのが、立ちっぱなしの状態でなるパターンで、徐々に身体が冷たくなるように感じて、耳の聞こえが悪くなっていき、視界がどんどん暗く狭まる。最後は目が見えなくなって耳も聞こえなくなってその場に座り込むか、最悪バタンと倒れる。 意識を取り戻す時はだいたいすごい冷や汗をかいたまま顔面蒼白で座っている。

ちなみにその時彼女は「パン屋みてくるー」と言って離れたのでその瞬間を見ていない。

パンに目がなさすぎやろ・・・と思いながらフッと座り込んだので厳密にいうと倒れたわけではなかったが、わりとナチュラルに脳貧血でバタンキューしていた。

歩いていて脳貧血になるのはわりとめずらしい。というかそうなる前に疲れて座る。

脳貧血を体験したい場合は10分以上熱いお湯につかり、ザバッと湯船から上がると軽いバタンキュー体験ができる。 ただし、心臓に負担がかかるし、最悪の場合そのまま意識不明のまま亡くなるケースがあるのでおすすめしない。

脳貧血を起こした時はとりあえず牛乳を飲むと良いと聞く。自分も今まで脳貧血で倒れた時は牛乳を飲んでいた。

しかしその日は彼女とデートしている最中にもかかわらず、パッと見放されていたために、

近くに誰も頼れる人がおらず、すぐ目の前にあったファミマに倒れるように?飛び込み、ファミチキを2つ買ってムシャムシャ食べた。

危機は脱したが、店員さんには薄れる意識の中「ファミチキファミチキ」と言っていた。

脳に血が行ってなさすぎて自分の声も聞こえづらくなっているし、もう店員に事情を説明するような意識レベルではなかった。

ファミチキをかきこんでふうっと落ち着いていると彼女がきた。

パン屋でいいパンを見つけたそうだ。

脳貧血になっていたことも説明したが、クリスマス・イブに険悪なムードになるのもアレだし、逆に脳貧血になる方も恥ずかしい気がした。というわけで「大したことない」という体でその後を過ごした。

しかし、もしあの脳貧血が誰も見ていないところで起きていたとしたら、自分はどうなっていたんだろうなーと思ったのである。

以上、聖夜にセックスすらしていないのに脳貧血で倒れたブログでした。

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実はこっちのブログのほうがメイン

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